寝相で性格診断について知りたくはありませんか?
この記事では、寝相で性格診断について解説しています。
睡眠中に現れる本当の自分について紹介しています。
この記事の内容は次の通りです。
-
眠りにつく時は「横向き寝」の人が多い?
-
寝相から見る性格診断
-
寝返りの平均回数は一晩に30回!?
寝つく時の姿勢は人それぞれですが、個々の姿勢は毎日ほぼ同じようです。仰向け寝、うつぶせ寝、横向き……と、普段意識することのない寝姿ですが、寝相診断や寝相占いといった言葉もあるように、無意識のうちの寝相にこそ、本当の性格が出ているかもしれません。心理学で研究された寝相と性格の関係をご紹介します。
眠りにつく時は「横向き寝」の人が多い?
「仰向け寝が正しい眠り方」というわけではありません。眠りにつく時は46%の人が「横向き寝」。一番好きな姿勢で眠ることが快眠のコツの一つです
寝つく時は、自分が一番好きな姿勢をとると眠りやすくなります。ですから、「仰向けで眠るのが正しい眠り方だ」など誤った思い込みがあると、なかなか眠りにくくなくなるかもしれません。睡眠時の姿勢に関する調査はたくさんありますが、多くのもので「横向き寝」が半数近くを占め、次に、仰向け、うつ伏せが続くようです。
眠ってしまえば、姿勢をコントロールすることは不可能です。寝つく時の姿勢と最初の深い睡眠が終わった時の寝相は、多くの場合異なっています。熟睡すれば寝相が悪くなるのは仕方がないことで、寝返りが少ない子どもは、脳神経の発達が遅れている可能性があるほどです。
とはいえ、成長するにしたがって寝相もよくなってきます。子どもは眠っている間によくベッドから落ちますが、大人で落ちる人はあまりいません。それは、眠っている時でも脳の「見張り番」が働いていて、ベッドの縁を感知しているからです。
寝相が悪くよくイビキをかく方は、睡眠時無呼吸症候群とは?を参考にして下さい。
寝相から見る性格診断
1970年代にアメリカの精神科医ダンケル博士が、寝つく時の姿勢を次の4つのタイプに分けています。それぞれの姿勢に特有な性格も分かってきました。
■ 仰向け寝の性格の傾向
王様型とも呼ばれます。自分に注目を集めるのが好きなタイプで、子どもやタレントに多く見られます。性格としては、自己中心的で積極的、開放的、行動的な傾向があります。「大の字で眠る」というイメージですね。
■ うつ伏せ寝の性格の傾向
金貸し型とも呼ばれます。保守的で支配的な人に多く見られます。大切なものを体で守っているのでしょう。消極的で神経質、時間に正確な面もあります。
■ 横向き寝の性格の傾向
この寝相が最も一般的です。利き腕と向く方向に関連があり、右利きの人は右を下に、左利きの人は左を下にしがちです。これは、無意識のうちに利き手を守るため、と考えられています。
この寝相は、常識的な人で社会との適応が上手くいっている人に多く見られます。「心臓への負担を減らすため、右を下にして眠る人が多い」という説もありますが、まだ実証はされていません。
■ 丸まって眠る人の性格の傾向
横向きの中でも、体を丸めて顔や腹を隠すようにして眠るタイプです。防御的で抑制が強い人に多く、眠っても自分を解放できない現れです。強い心理的ストレスにさらされている時にも、この寝相になりやすいです。
寝相と健康の関係も知られています。仰向け型やうつ伏せ型、横向き型で眠っていた人が、急に胎児型で眠るようになった時は要注意。胃腸など消化器系の病気や、心理的ストレスの蓄積が原因のことがあります。他にも何か症状があれば、早めに内科や消化器科、心療内科などを受診するとよいでしょう。
寝相から見た相性診断については、「一緒に寝ている時の恋人の寝相でわかる相性」を合わせてご覧下さい。
寝返りの平均回数は一晩に30回!?
何度も寝返りをして、色々な姿勢に変わるのが正しい寝相
私たちは一晩中、同じ姿勢で眠っているわけではありません。子どもを見れば分かりますが、彼らは寝返りをたくさんうって、行儀よく寝てはいません。また大人でも、一晩に10~30回も寝返りしています。
寝返りには、いくつかの目的があります。ひとつは、体の下になった部分の圧力を減らして、血液の流れを回復させることです。寝たきりになると床ずれ(褥瘡)ができやすくなるのは、寝返りが不足するためです。
また、寝返りは寝違えを避けるためにも必要です。もともと筋肉や関節は、動くためにあるもの。睡眠中にこれらが動かないでいると、不自然な状態で固まってしまい寝違えにつながります。寝違え診断を行いたい方は、「寝違えやすい性格は!? 寝違え度診断」を合わせてご覧下さい。
さらに最近では、睡眠の深さの切り替えスイッチとして、寝返りが重要な役割を果たしていることが分かってきました。寝返りをきっかけに、眠りが浅くなったり深くなったりします。さらに、レム睡眠とノンレム睡の交替にも関係しているようです。