ウオーキングの動作で大切なことは着地!かかとから着地して足の甲に体を真っすぐに乗せるって知りたくありませんか?
この記事では、ウオーキングの動作で大切なことは着地!かかとから着地して足の甲に体を真っすぐに乗せることについて解説しています。
この記事の内容は次の通りです。
・三点足法あおり運動で安全に着地する
・三点足法あおり運動とは
・基本のウォーキング法
・まとめ
三点足法あおり運動で安全に着地する
ウオーキングの時に、かかとから着地することはとても重要です。
かかとから着地に関しては、三点足法あおり運動を紹介します。
?かかとの真ん中から着地する
②次に足の小指側で地面を捉える
③その後、足の親指で蹴り出す。
この三点足法あおり運動が正しくできていると、先に地面についたかかとを支点に体を前に運ぶ運動が生まれ、かかとから親指のつけ根うまく重心が乗せれることができます。
しかし、がに股や内股の人はこの動きが上手くできません。
着地時点でつま先が外もしくは内に向いていることが多く、かかとを支点とすることができません。
そのため、前に進む動きがぎこちなくなってしまうのです。
そうすると、すぐにウオーキングに疲れてしまい、長い間ウオーキングすることができません。
普段からよく履く靴の底を見てみて、親指のつけ根あたりがすり減っている様であれば問題ありません。
三点足法あおり運動がちゃんとできている証拠になります。
反対に、かかと付近が外や内に減っている人は要注意だと言えます。
しかしあまり意識過剰になる必要がないと思います。
普通は自然とかかとから着地しているものです。
ポイントは三点足法あおり運動の間に、足の甲の上に上半身が真っすぐにのっているかどうかです。
真っすぐに乗せられている場合は、着地の瞬間に頭から足までの1本の軸ができて、着地の衝撃を全身で受け止めることができるのです。
さらに、歩く動作で片足だけで体重を支える時間が長くなり、ちょこちょこ歩きを防止することができます。
地面を捉えている足は、膝をあまり伸ばしすぎないようにしてください。
無理に伸ばそうとると、膝の裏側を痛める原因になるので注意しましょう。
ポイント
三点足法あおり運動で着地しながら足の甲の上に頭から足までの1本の軸をつくることを意識しましょう。
三点足法あおり運動とは
?かかとから着地する。
②足の小指側で地面を捉える。
③親指側で蹴り出す。
かかとから着地した時、足の甲の上に上半身を真っすぐに乗せて、つま先から地面を蹴るように踏みだせば、背筋がピンと伸びで姿勢が良くなります。
また全身の筋肉を使っていることがわかるようになります。
注意
地面を捉えている方の足は膝を無理に伸ばそうして地面に突っ張らせてしまうと膝を痛める原因になります。
基本のウォーキング法
下記に日本ウォーキングセラピスト協会が提唱している「基本の歩き方」をご紹介します。
ここでいう「足」とは、つま先から足首のことで、「脚」とは、足首からももの付け根のことを指します。
真っ直ぐに立てますか? |
ポイント1:正しい姿勢で立つ
歩く前に、真っ直ぐ立つことからスタート! 肩・腰・床が並行であることを意識して真っ直ぐに立ちましょう。身体を真っ直ぐにキープするためには、ウエスト部分の筋肉を意識して上半身を引き上げることがポイント! 呼吸を止めずに、ゆっくりと行いましょう。
脚全体を使うように意識して |
ポイント2:かかとで着地
左写真の上赤丸部分の位置を意識して、脚の付け根から踏み出します。脚全体の筋肉を使うことにつながります。かかとで着地。真っ直ぐに足をおろし、しっかり地面に接地します(左写真下赤丸部分)。
足指を意識! |
ポイント3:後ろ脚で身体を送ります
後ろ足の親指と人差し指を意識して地面を押しましょう。後ろ脚全体の筋肉を使い、身体を前に送りだします。骨盤が傾かないように、しっかりと後ろ脚で支えて上体を前に押しだします。
二本の脚を効果的に使って歩きましょう |
ポイント4:後ろ脚を引き寄せます
後ろ脚をまっすぐに引き寄せます。この時に、上体が大きく上下しないように関節の柔軟性を高めた歩きを心がけましょう。関節を効果的に使うと、左写真のように、左右の膝のポジションが上下せずに平行になります。腕は90度に曲げ、ひく事を意識しましょう。
体調を見ながら、呼吸を止めずに、リズミカルに歩きましょう!
まとめ
全身の筋肉を使う「ウォーキングテクニック」は上記のように、いくつかのポイントがあります。
普段無意識で歩いていることを、意識的に行うと、身体が思い通りに動かず、焦る事もあります。初めは、一つのポイントを意識することからスタート!次に、2個3個…と数を増やしていきましょう。一ヶ月後には、ポイントがクリアできるようになります。
正しいフォームで全身の筋肉を使い、ウォーキングの効果を高めましょう!