生活習慣を正すことによりがんのリスクは半分!ウオーキングがNK細胞を活性化させるって知りたくありませんか?
この記事では、生活習慣を正すことによりがんのリスクは半分!ウオーキングがNK細胞を活性化させることについて解説しています。
この記事の内容は次の通りです。
- 生活習慣を正すことによりがんのリスクは半分になる
- ウオーキングがNK細胞を活性化させる
- がん予防のために推奨される身体活動量とは
- がんのリスクを下げるウオーキングとは
- まとめ
生活習慣を正すことによりがんのリスクは半分になる
多くの研究の中で重要とされているものは
禁煙をする
節酒をする
体を動かす
適正体重を維持する。
感染予防をする。
この6つが大切だと言われています。
感染予防以外は、全て生活習慣にかかわることです。
これら5つの健康的な生活習慣を実行する人としない人では、将来がんになるリスクは半分になるそうです。
つまり、糖尿病や高血圧などと同様に、がんも生活習慣の1つと言えるのです。
ウオーキングがNK細胞を活性化させる
細胞の分裂の時に遺伝子のコピーミスが起こることでがん細胞が生まれます。
健康の人の場合には、体内の免疫システムががん細胞を撃退してくれるのです。
しかし、免疫力が低下することによってその機能がうまく働かずにがんになってきます。
ではこの免疫機能を高めるにはどうすればよいでしょうか?
それはウオーキングが適してします。
最近よく聞く言葉でNK細胞はがんを撃退させてくれる免疫細胞の筆頭です。
最近の研究で、このNK細胞は適度な運動をすることにより活性化することがわかってきました。またハードな運動では、人間の遺伝子を酸化させるので活性酸素を増やすためかえって免疫力を低下させてしまします。
この適度の運動にあてはまるのがウオーキングになります。
がんは老化現象が一種で、老化を100%予防することは困難ですが、生活習慣が原因のがんは、自分の努力で防げる可能性が高まります。
ウオーキングをすることによってリスクを減らせることは確実なのので、高額なサプリメントや健康食品に頼ることなくウオーキングを始めた方が得策です。
がん予防のために推奨される身体活動量とは
日本人は全ての年代で運動不足です。
がんの予防を行うには、現在の運動量を少しでも増やし、運動習慣を持つことが大切です。
1日の運動量は増やす方法で手軽に行えるのはウオーキングです。
年代別に推奨されるウオーキング時間
18~64歳
毎日60分
ウオーキングまたはそれと同様な身体活動を毎日60分行うとともに、息がはずみ汗ばむ程度の運動を毎週60分程度行うことが望ましいです。
65歳以上の高齢者
毎日40分
強度を問わずに身体活動を毎日40分おこなうことが望ましいです。
がんのリスクを下げるウオーキングとは
毎日ウォーキングがんリスクを低下させます。
ウォーキングなどの運動を習慣として行うことで、肥満を防ぐことができ、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防や改善に役立つことは広く知られてます。
ウォーキングなどの活発な運動を週に5日以上行っている人では、ほとんど運動しない人に比べ、がんの発症リスクが20%低下することが明らかになりました。
「余暇時間に座ったまま過ごすのをやめて、立ち上がってウォーキングなどの運動することが大切です。
運動の習慣をもっている人は、さまざまな部位のがんの発症リスクを下げられ、運動には肥満や心臓病を防止する効果もあります。
まとめ
ウォーキングなどの運動を毎日行うと、がんの発症リスクを低下できることが、144万人を対象とした大規模な研究で明らかになりました。
運動により予防できるがんは、肝臓がん、肺がん、子宮体がんなど13種類に上ると言われています。
2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡する時代になりました。
がんの発症には、喫煙や運動不足などの生活習慣が深くかかわっているといわれています。予防するには生活習慣の改善が必要になります。
なかでも効果的なものはウオーキングです。