正しいウオーキングは肘を後ろへ引くこと!腕が振れているかは肩甲骨が動いていることについて知りたくありませんか?
この記事では。正しいウオーキングは肘を後ろへ引くこと!腕が振れているかは肩甲骨が動いていることについて解説しています。
この記事の内容は次の通りです。
- ・肘が軽く曲がって体より後ろは引く
- ・腕の振りがウォーキングの質を高める
- ・腕の振りのテクニック
- ・まとめ
肘が軽く曲がって体より後ろは引く
ウオーキングする動作は肩甲骨からです。
では、どうしたら肩甲骨を動かすことができるのでしょうか?
その答えは簡単です。
腕を正しく振ることです。
腕を振らずにウオーキングする人はいませんが、正しく振っている人も少ないです。
基本は、腕を前に動かすのではなく、ポイントは腕を後ろに引くことです。
大げさに腕を振る必要はありません。
自分の体より後ろへ腕を引くことを意識することが大切です。
肘のポイントは位置です。
実際には、腕を後へ引くのではなく、肘を後ろは引くことをイメージした方が正しいウオーキングに近づきます。
肘を後ろに引こうとすると、そこまでは肘が曲がらないことがわかります。
普通に歩く時に90度肘を曲げることはできないので、軽く曲げる程度で大丈夫です。
肘を後ろにしっかり引いてウオーキングしてみると肩甲骨の中心に寄ることが感じられます。
肩甲骨の周りの大きな筋肉の動きは、骨盤から下半身の筋肉に連動しています。
腕を後ろに振るという簡単な動作で、全身運動になります。
特に仕事がディスクワークの人は肩甲骨のまわりの筋肉が固くなりがちです。
肩甲骨のまわりをほぐすことが大切になります。
また、どちらかに荷物を持つ癖のある人は、重心が傾いている可能性があります。
上半身の体の癖は骨盤のゆがみや上半身の故障につながりやすいです。
体の左右差をできる限り解消することも重要になります。
ポイント
腕を正しく振るには、肩甲骨が寄るぐらい腕を後ろに引くことが重要です。
前後の大きく振り上げるのは良くありません。
腕の振りがウォーキングの質を高める
ウォーキングのフォームは全身にわたり様々なテクニックがあります。中でも、ダイエットを目的としたウォーキングの際に忘れてはならないのが「腕の振り」です。腕を振ると、同時に骨盤がしっかりと動き始め、脚を大きく踏み出しやすくなります。
脚には多くの筋肉が存在するので、効果的に大きく動かすことにより、筋肉量アップが期待できます。すると基礎代謝もあがり痩せ体質となり、ダイエットを考えたウォーキングを実施するときは、腕の振りがとても重要な要素となるのです。
腕の振りのテクニック
日本ウォーキングセラピスト協会が提唱している「基本のウオーキングのやり方」はガイド記事でご紹介いたしましたが、「腕の振りのテクニック」に関して下記に細かくご紹介します。
横のラインを整えましょう |
ポイント1:正しい姿勢で立ちます
横から見たときに、耳・肩・肘・指先が一直線上にあるポジションになるようにしましょう。
腹筋と背筋のバランスが崩れると背中が反り過ぎる原因になるので、腹筋を意識して上体を引き上げましょう。
腕を曲げても上体は真っ直ぐに |
ポイント2:フォーム
ポイント1のフォームから腕を90度に曲げます。
腕を曲げた瞬間に身体が前かがみになる場合は、腹筋に力がはいっていない証拠です。
二の腕を意識! |
ポイント3:腕を引く
腕は、前に出すことを意識するのではなく、
引く事を意識しましょう。
特に、二の腕を意識。肘で後ろを叩くようなイメージで行うとフォームが崩れにくいです。
クロスが腕から落ちないように |
ポイント4:練習方法
ウォーキングを続けるうちに、腕のフォームが崩れ、それに気がつかないまま継続している方を見かけます。
そんな場合は、ストレッチ性のあるクロスを使用して練習しましょう。(デサントより販売)
クロスを使用すると、正しいフォームのままウォーキング実施が可能です。
体調を見ながら、呼吸を止めずに、リズミカルにウオーキングをしょう!
まとめ
ウォーキングは手軽にできる有酸素運動ですが、方法によって効果は大きく変わってきます。
日常の中で少しだけウオーキングの距離を伸ばすことも一つの方法です。この方法は、ウォーキング導入編のようなもので、運動を日常生活に組み込む為にお勧めの方法です。
さらに、ダイエット効果を高めたいのであれば、フォームを意識する必要があります。中でも、「腕の振り」は忘れてはいけません。正しく腕を振ると肩甲骨や背中の筋肉がしっかり使われ、普段の生活では鍛えにくい、背面などのパーツを鍛えることが可能です。腕の振りは背面だけでなく、骨盤を含めた下半身へも影響を及ぼします。
全身へ影響を及ぼす「腕の振り」。しっかり行いダイエット効果を高めましょう。