栄養たっぷり!ほうれん草を使った“腸”回復カレーの作り方

Akiko Sameshima

人気のスパイスレシピ連載。内臓から元気になる旬食材×スパイスの特別な逸品。 お話を伺ったのは… カレー好きユニットTributes インド好き、カレー好き、写真好きが共通点のmomoyocurry・谷口百代と写真家・鮫島亜希子の活動ユニット。 それぞれが学んだスパイスの知識を生かし、インドに縁ある偉人にカレーを考案し捧げ、昔ながらの大判カメラで写真を撮るプロジェクト。スパイスに目覚めたきっかけは、ともに通った料理教室「サザンスパイス」の渡辺玲先生に出会ったこと。 名古屋の伝説のカレー店「momoyocurry」は現在渡英し、カレー修行でバージョンアップ中。最近は東京とイギリスのリモートで作品制作を重ねている。 消化促進、ダイエットに!簡単スパイスレシピまとめ

あっという間に11月。ほうれん草も味が一段と濃くなり、旬を迎えている。冬のほうれん草は、夏場に比べるとβカロテン、ビタミンC、鉄分といった栄養価がグッと上がるので、整腸作用や疲労回復にも期待大。今回は、栄養たっぷりのほうれん草を使って、ヨーグルトとトマトと合わせてさっぱり仕上げた「ほうれん草とチーズのカレー」の簡単レシピをご紹介。味の決め手のスパイスは、本格的な味わいを楽しめる「カスリメティ」。

材料(4人分)

Akiko Sameshima

<ほうれん草カレー> ・ほうれん草…1束(200g) ・玉ねぎ…1個 200g (みじん切り) ・青唐辛子 1本 (縦にスリットを入れる) ・コリアンダーリーフ…大さじ1 (みじん切り) ・ニンニク…小さじ1 (すりおろし) ・生姜…小さじ1 (すりおろし) ・トマト 1個…150g (みじん切り) ・ヨーグルト…100cc ・塩…小さじ1.5 ・水…100cc ・油…大さじ1.5弱 ・モッツァレラ…1パック 100~125g (食べやすい大きさにカットする) <A> ・カスリメティ…大さじ山盛り1 <B> ・カルダモン…2粒 ・クローブ…2粒 ・クミンシード…小さじ1 <C> ・ターメリック…小さじ1/4 ・カイエンペッパー…小さじ 1/4 ・クミンパウダー…小さじ1 <パニール(チーズ)> ・牛乳…1リットル ・レモン汁…大さじ2~

手順(45 分)

<ほうれん草とチーズのカレー> 1.ほうれん草はたっぷりのお湯でさっと茹でてから、水を切って粗く刻みミキサーにかける。(ミキサーが回らなかったら、少しずつ水を加えながら、歯触りが残るくらいに粗めに回す) 2.Aはフライパンで弱火で乾煎りしておく。 3.鍋に油とBを加え弱火にかける。カルダモンがぷくっと膨らんできたら、玉ねぎを加え、強火で炒める。 4.玉ねぎの水分が飛んだら弱火にし、きつね色になるまで炒める。 青唐辛子、コリアンダー、ニンニク、生姜を加え、香りがたったらトマトを入れ、トマトが潰れるまで炒める。 5.ヨーグルト、C、塩、水を加え強火にし、沸騰したら1を入れ、再び沸騰したら蓋をして弱火で15分煮込む。 6.2を手のひらで揉みながら加え、さっと煮る。塩味を整えたらできあがり。 熱々のカレーにモッツァレラをのせて完成! <パニール(チーズ)> 1.鍋に牛乳を加え中火にかけ、沸騰しかけたら弱火にする。 2.パニールと液体が分離するまで、ヘラでかき混ぜながらレモン汁を加える。 3.ガーゼなどの布を敷いたザルで漉す。 4.3を絞ったら、重石をしてしっかり水を切る(3時間くらい)。 出来上がったパニールは100gくらいになる。一口大に切ってほうれん草のカレーに加えてみて。 モッツァレラチーズの代わりに、手作りのチーズ「パニール」を合わせるのもおすすめ。シンプルな材料で出来上がるので、子どもも安心して食べられます。

冬のほうれん草は、免疫力アップや整腸作用に期待大

いまが旬のほうれん草。冬は寒さに耐えるためより多くの栄養を蓄え、食べると体にいいことたっぷり。この時期のほうれん草は気温が氷点下になっても凍らず、味が濃いと言われるのも栄養価が高まっているのが理由だとか。  ほうれん草にはマグネシウム、ビタミンB1、ビタミンCが含まれており、西洋では「胃腸のほうき」と言われ、整腸作用の効果が期待されています。また、鉄分も豊富で貧血予防や疲労回復にも役立つので、特に女性は積極的に取り入れたい食材の一つ。他に、βカロテンやビタミンCも含み、寒い時期の風邪予防・体調管理にも重宝すること間違いなし。

味の決め手のスパイスで消化促進。体の中から元気に!

Akiko Sameshima

今回紹介する「ほうれん草とチーズのカレー」、味の決め手はカスリメティ。これは、メティの新芽を摘み取って乾燥させたスパイスで、インド料理の仕上げによく使われます。そのまま加えてもOKですが、ローストして冷ましたものを手のひらで揉むように細かくすると、より香りが豊かに。 カスリメティには消化を促進させる効果、コレステロール値を下げる効果もあるそう。インドのアーユルヴェーダでは、呼吸器や神経、生殖器の衰弱に役立つと言われています。

低カロリーなチーズを合わせて、よりおいしく

Akiko Sameshima

ほうれん草のカレーはチーズと相性抜群。手軽に手に入り、かつヘルシーなモッツァレラチーズを使用した今回のレシピ。モッツァレラチーズは他のチーズに比べて低カロリーなので、ダイエット中の人も気軽に取り入れられそう。モッツァレラ入りのほうれん草のカレーとパンの組み合わせは最高です。 また、時間がある際にぜひ作ってみて欲しいのが、インドのチーズ「パニール」。生クリームを使わず、レモンと牛乳だけで作るシンプルな手作りチーズは一度食べると病みつき。このチーズをほうれん草のカレーに混ぜて食べる「パラクパニール」は、インドの北西部にあるパンジャブ地方を代表する料理の一つです。

気温が下がり、年末に向けて仕事も忙しくなり、体調管理が難しくなる季節。栄養たっぷりの食材と、内臓を元気にしてくれるスパイスを使ったレシピで、この冬をエネルギッシュに乗り切りましょう!